オウンドメディア「ネクシネマ」の立ち上げまでの小さな物語を全3話でお届けします。
第2話は、ヘッダー画像を撮った時の話。
白紙のノートからまっさらな一日を
こんにちは。ネクシネマの田代です。
オウンドメディアの立ち上げにあたって、上のヘッダー画像を撮りました。
ネクシネマのコンセプトは「暮らしのなかの、小さな物語」。
ヘッダー画像のなかで、どうやってそれを表現しようか。
ノートやペン、ネクシネマの名刺を真ん中に配置して、木とかを周りに配置……とかかなぁ。とぼんやりしたイメージが頭のなかにありました。
プロップスタイリングはネクシネマメンバーのRyoさん。
――「プロップ」とは、小物や装飾を配置することです。響きがちょっとカッコイイですよね。
撮影は、同じくネクシネマメンバーの北見さん。
僕はパソコンモニターを見ながら、細かい指示を出したり微調整したり。
楽しい撮影でした。
撮影の時にいつも感じる、自分の頭の中にしか無かったイメージが具体的な形を帯びてくる喜び。
「こうしたらもっと良くなるんじゃない?」とアイデアを出し合って、それがまた新たな次の動きを生み出す、ジャズセッションのように互いの波に乗っていくような感覚をたっぷり味わえました。
当初の「ネクシネマの名刺を真ん中に配置」という田代案は、Ryoさんからの「白紙のノートにしておいて。後からデザインロゴを足せばキレイな画像になるはず」という提案に乗っかって変更。
――Ryoさん、いつも素敵なアイデアをありがとう。
そして。
実際にサイト上にお試し版を載せた時に、「ああ。これは白紙のノートのままにしよう」と決めました。
色んな小さな物語を、これから描いていくぞ。
今日の物語は、ここから始まっていくぞ。
と。
白紙でまっさらな方が、いつも新しいスタートを切れるような気がしたのです。
ネクシネマのサイトを訪れてくださった方にも、そんな気持ちを抱いてもらえたら。
ほんっとに嬉しい。がんばります。
(つづく)