コンセプト「暮らしのなかの、小さな物語」に込めた想い

オウンドメディア「ネクシネマ」の立ち上げまでの小さな物語を全3話でお届けします。
第1話は、代表・田代がコンセプトに込めた想いと、「ネクシネマ」の楽しみ方の話。

暮らしのなかの、小さな物語

こんにちは。ネクシネマの田代です。

わたしたちが大切にしているコンセプト「暮らしのなかの、小さな物語」について書かせていただきます。

僕は子供の頃から映画や漫画やゲームが好きで。いつしかだんだんと「物語を創ること」への想いが焦がれるほど強くなってしまい、20代半ばにえいやーっと上京してお芝居の世界に飛び込みました。そうして30代に入る頃に、印刷関係の仕事をしながら自分で映像制作もするようになり、今では作品作りとクライアントワークと、両方がんばっています。ちょっと珍しい物語を生きている方かもしれません。

映像制作をするまで、僕は「物語」という言葉に「なんだか壮大な感じ」とか「他人に語るに値する、立派なもの」といったイメージを抱いていましたが、最近は少しずつそのイメージが変わってきました。

最近の僕は「物語」という言葉に、「時間の流れ」のイメージを抱きます。
もっと細かく言うと、他人から見える時間の流れではなく、「その人が感じる時間の流れや出来事の連なり」というイメージです。

どんな人も、その人だけの特別な物語を生きているよなぁ。
心が動きさえすれば、出来事の意味や喜びを自分で見つけることさえできれば、いつだって新しい物語を始めていけるよなぁ。
と。心から思うのです。

そんな想いから「暮らしのなかの、小さな物語」という一文をオウンドメディアのコンセプトとしました。

日々のなかでの気づきやちょっとした感覚の変化、日常のなかにある物語性を大切にして、読み物や映像コンテンツを作っていきたいなと思っています。
それらがあなたの毎日の物語を楽しく生きるヒントになることができたら、とても嬉しいです。

このオウンドメディアでは、四つのカテゴリーに分けて、コンテンツをお届けしていきます。

身の回りにあるモノの魅力を語る「モノ語り」。
その人の暮らし方のスタイルや歩んできた物語を取材する「リトルストーリー」。
わたしたちが作った「作品紹介」。
そして、わたしたち自身の日々をつづる「日々のノート」。

好きな記事、好きな映像コンテンツを、好きな順番で。
楽しんでいただけたら嬉しいです。

(つづく)

『ネクシネマができるまで』
第1話 暮らしのなかの、小さな物語
第2話 白紙のノートからまっさらな一日を
第3話 ネクシネマの続け方

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